【セルフケア】書痙におすすめのツボ
●身柱(しんちゅう)
●神道(しんどう)
●霊台(れいだい)
●至陽(しよう)
肩背
●肩井(けんせい)
●天宗(てんそう)
●膏肓(こうこう)
腕
●列欠(れっけつ)
●手三里(てさんり)
●四瀆(しとく)
●手五里(てごり)
【書痙について】
書痙(しょけい)とは、字を書こうとする時、または字を書いている最中に、手が振え、または痛みが発生し、字を書くことが困難となる書字障害である。
【セルフケアの仕方】
身柱、神道、霊台、至陽からは、圧痛や硬結を探すようにして、ベルト付き温灸器で背中を温めましょう。
全てのツボをケアする必要はありません。
肩背のツボの肩井、天宗、膏肓も同じく、圧痛や硬結のあるツボだけを行えば大丈夫です。もしくは押してみると、腕の症状が悪化したり腕全体が痺れたりする場合もあります。
全部反応があれば全部お灸・せんねん灸をしてみてください。
何度か繰り返してもいいですよ。
腕のツボの列欠、手三里、四瀆、手五里も同じく、圧痛や硬結のあるツボだけを行えば大丈夫です。
こちらはより硬結や圧痛のあるツボは症状に直結しやすいです。
ケアを行うと楽になりやすくはありますが、一時的という意味合いが強いです。
長期的なケアを望むのであれば、より根本に近い部位のケアが必要となります。
【おまけ】
より根本に近いケアという意味で、お灸をするのであれば身柱などの督脈のツボを紹介していますが、さらに自律神経を意識したケアが必要となります。
根本に近い部分というのは、やはり総合的には鍼灸院にお願いしたほうがいいと言えるでしょう。
症状に合わせた頻度の鍼灸院での治療と、毎日のセルフケアが効果的です。
さらに症状がひどいほど考えなければならないのは、精神面です。
なぜ書痙なのか、腕に出ているのか、足じゃダメなのか、顔面じゃだめなのかという理由を探り、解決していく必要があります。
せっかく鍼灸院へ行くのであれば、身体のことだけではなく精神面まで考慮してくれるところに行ってみた方がいいかもしれませんね。
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画像は以下よりお借りしました
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