【セルフケア】捻挫・打ち身におすすめのツボ
●腫れている部位の周りの晴れていないポイント
【捻挫・打ち身について】
捻挫とは、関節にかかる外力により非生理的運動が生じ、関節を支持している靭帯や関節包が損傷すること。
打ち身とは、物にぶつかったり叩かれたりなど強打することで筋肉が損傷を受けること。
損傷が皮膚に近い部分で起こると、内出血が見えて青あざなどになる。
主な症状は痛み・炎症・腫れなどで、一般的には余計な手は加えず安静にすることで治る。
痛みや腫れが強い場合は骨折している可能性もあるので注意が必要。
【セルフケアの仕方】
お灸に期待できることは、疼痛の緩和と血液の吸収の促進です。
捻挫そのものや打ち身そのものを消し去ってくれるわけではありません。
腫れている部位の周りの、腫れていないポイントにお灸をしましょう。
治ってきていて多少動かせる場合は、お灸をした後も動かして痛みが出るようなら、追加で圧痛のあるポイントを探してお灸、せんねん灸などのポイントで効かせるものをしましょう
温灸器は不向きですね。
以下は関節によって使い分けるツボです。
打ち抜きの灸といって、ツボ同士を貫通させるイメージでお灸ができるといいです。
こちらもお灸、せんねん灸などでポイントに効かせましょう。
特に、疼痛の緩和&腫れの鎮静を期待できます。
●膝関節
陰陵泉・陽陵泉
梁丘・血海
●足関節
懸鍾・三陰交
●手関節
外関・内関
【おまけ】
鍼灸は肩こりなどの“慢性的な運動器疾患”というイメージが世間にはあるかと思いますが、実は急性の場合でも非常に効果があります。
スポーツの世界で選手生命をより長く良いものにするためにも、多くのスポーツ選手には鍼灸治療を体験してもらいたいですね。
もちろん、運動器疾患以外にも東洋医学の得意分野はたくさんありますよ。
過去の記事はこちらから(カテゴリー別にしてます)
https://norikuma.com/
精神面の理解におすすめの書籍
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温灸器はこちらから
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画像は以下よりお借りしました
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