胃腸神経症におすすめのツボ
●心兪(しんゆ)・膈兪(かくゆ)・肝兪(かんゆ)←上部胃の六つ灸
●梁丘(りょうきゅう)
●水分(すいぶん)
●陰交(いんこう)
●肓兪(こうゆ)
【神経症と心身症】ーーーーーーーーーーーーーーーー
神経症
→精神症状が主体・機能的な変化・症状の場所や程度が日や時によって変化する
心身症
→身体についての症状が主体・器質的変化・一定の器官に固定して現れる
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【胃腸神経症について】
胃腸に関しては特に神経症の影響を受けやすい傾向があると感じます。
みなさんも気持ちが参ったときに、胃が痛いなどと表現することからも、精神面が胃腸に影響することは広く知られています。
そのため、胃腸に関しては特に自律神経へのアプローチが必要となります。
いくら胃腸に効くツボだけをやっても無駄ということですね。
○○神経症と表記されているものは、心身症のことです。(ややこしいですね)
心身症は①臓器の症状に対する治療と②自律神経系の機能を正す治療とを行う必要があります。
ただ、場合によっては②の自律神経系の機能を正す治療をするだけで臓器の症状が消えることもありますので、いかに自律神経系へのアプローチが重要かがわかりますね。
【セルフケアの仕方】
一見ツボの数が多いですが、場所を確認してみるとシンプルなことがおわかりいただけると思います。
実際に今、とても胃腸の症状がつらいという人は、背中の心兪、膈兪、
肝兪はポイントで効かせるお灸をしてみてもいいかもしれません。(左を中心に)
おへその周りのツボは、温灸器をおへそに乗せて終了でいいです。
大して症状が強くなければ、背中もなんとなく温灸器を当てておけばOKですよ。
【おまけ】
特に現代人にとって自律神経はとても大きなテーマであり、細分化されている西洋医学の最も苦手な分野といえるでしょう。
戦闘や肉体労働の多かった時代においては救急医療の役目として西洋医学が中心にされてきましたが、これからの時代に合った医療というと東洋医学やホメオパシーなどの人間そのものを診る医療ではないでしょうか?
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画像は以下よりお借りしました
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