みなさんこんにちは。
今日は、野菜ジュースは身体にいいのか、悪い側面を考えてみようというテーマでお話させていただきます。
結論からいうと、野菜ジュースの中に栄養素はほとんど入っていない。です。
それでは詳しく見ていきましょう。
名古屋市消費者センターが市販の野菜ジュース35種類を分析したところ、ビタミンCやカルシウムなどは期待できるだけの量が入っておらず、カロチンさえほとんど入っていないものがあったそうようです。
理由はかんたんで、野菜ジュースを大量に生産する過程で濃縮還元という製法を使用しているからです。
これは野菜ジュースに限らず、他の果物のジュースにも同様のことが言えます。
同じ100%ジュースでも、濃縮還元という表記のものと、ストレートという表記のものがあります。
一般のスーパーなどではなかなかストレートのジュースを発見することは難しいかもしれませんが、気にしているとどこかで発見することができるでしょう。
瓶詰めされているジュースに多い印象です。
ちなみに、ストレートの製品の値段は、濃縮還元に比べると圧倒的に高価になっています。
もちろん、おすすめするのは濃縮還元のものよりもストレートと表記のあるものです。
話を野菜ジュースに戻します。
濃縮還元は、野菜を加熱して6分の1の体積に濃縮します。
その後濃縮ペーストにし、冷凍して運搬します。
野菜の栄養素は高温に弱いものも多いため、この過程で栄養素はかなり失われます。
そして水を加えて戻しますが、その過程でも失われるのです。
メーカー失われた栄養素や風味を補うため、香料やビタミンを追加します。
しかしこのビタミンなども、質は市販のサプリメントよりも粗悪な大量生産品を使用していると予測されます。
わざわざ高価な天然のビタミンなどを使用する理由がないからですね。
そして、野菜の重要な食物繊維も大部分が取り除かれ、更に飲みやすくするために果糖などを追加します。
野菜自体も製品にならない安い野菜、もしくは何らかの理由で廃棄する野菜を使用していると、ビタミンの理由と同様に予測することができます。
もちろん、製品にならないような野菜を消費するという意味でのジュースは素晴らしい無駄の削減ですが、ただ大量生産された農薬や肥料を大量に使用されて作られた野菜と仮定すると、むしろ身体に悪いものではないかとさえ思えてきますね。
1日分の野菜が摂取できるとか、何十種類と記載がありますが、ほんの少し入っていれば含有とかけます。表記の罠にははまらないでくださいね。
もう一つの問題として、遺伝子組み換えの野菜が入っている可能性が考えられます。
野菜ジュースにしてしまうと、表示の義務がなくなることがあるのです。
遺伝子組み換えの食べ物は、意外と身の回りに多数存在しているのです。
東洋医学の観点からみたとき、野菜ジュースに使われる野菜は、身体を冷やすものが多いとされています。
そのため、仮に天然で手作りの野菜ジュースだとしても、こういった良くない側面があることを考えましょう。
野菜や野草は噛んで身体に取り入れる必要があります。
野菜やお肉もお魚も、できるだけ自然の形のまま食べることをおすすめします。
最後に話の内容をまとめると、
野菜ジュースの中には栄養素がほとんど入っていない上に、農薬や遺伝子組み換えの害を考えたとき、野菜ジュースを飲むことはリスクしか残らないかもしれないということを考えましょう。
身の回りで毎日飲んでいるという人がいたら、ぜひこんな動画があるよと伝えてみてください。
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それでは