ふくらはぎは第二の心臓と言われるだけあり、全身に血液を流すために重要な働きをしています。
みなさんはふくらはぎが第二の心臓と言われていることをご存知でしょうか?
実は少し前に、本が出るくらいに有名で、その本はコンビニでも見かけるほどでした。
血液は身体中を流れていますが、心臓がポンプのように拍動することによって血液を押し出しています。
しかし身体中の全身となると、とても心臓1つで回すには負担が大きいため、身体には様々な工夫が施されています。
逆流しないように血管に弁というものがあったり、筋肉で血管を押しつぶして血液が流れるようにされているのです。
その“筋肉で血管をおしつぶして血液を流している作用”で、大きな役割をしているのがふくらはぎであるため、ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれているのです。
ふくらはぎは大きな筋肉であり、歩くたびに大きく動きます。
さらに、心臓から離れた位置にありますし、血液も重力で下の方に溜まるため、“身体の下の方にある頻繁に動く大きな筋肉”という意味で、重要な筋肉なのです。
血圧が高い人は、血液がドロドロだったり心臓が悪いと言われますが、そもそも心臓だけに働かせすぎという可能性が十分にあります。
ふくらはぎが上手に働けていないため、心臓が必死に全身に血液を送り出そうと頑張ってくれている可能性があるのです。
しかし何も考えようとしない人間は、血圧が高いという結果しか見ず、その結果だけを変えようと降圧剤を使用します。
するとどうでしょうか?
もちろん見た目の血圧は下がるかもしれませんが、心臓は全身に、特に心臓から離れた脳や手先・足先に血液を贈ろうと頑張ってくれているのに、降圧剤という薬が、「隅々まで送らなくていいよ」という指令を出してしまいます。
その結果、手先・足先の冷えなどが起こり、脳へ栄養が送られない・・・
つまり痴呆など、次々と新しい病気になっていくことは、子どもでも容易に理解できると思います。
ふくらはぎは第二の心臓と言われるほど、血流には重要な働きをしていることをご理解いただけましたか?
特に、現代人が老化とともに起こりやすくなっている、痴呆とは切っても切れないテーマだと考えています。
血圧が高くて生命に関わる場合は、降圧剤などを一時的に使用することに反対意見はありませんが、安易に死ぬまで飲まなくてはいけない薬であると考えるのは愚かであると思っています。
手足に栄養が行き渡らず、歩けなくなる前に、ふくらはぎの筋肉量を維持し、筋肉をしっかり動かす習慣を見に付けましょう。
メンタリストのDaiGoさんは、デスクワークの際などに、立つことで集中力が上がると主張しています。
さらに歩くことで集中力が増すということで、その場で足踏みができるステッパーを推奨しています。
ステッパーでふくらはぎを鍛えると共に、集中力アップを試してみてはいかがでしょうか?