ジャンクフードを食べても楽しんでいればいいのか?
農薬まみれの野菜を食べても、放射能に汚染された魚介類を食べても、抗生物質やホルモン剤まみれのお肉を食べても、トランス脂肪酸だらけの揚げ物を食べていても、幸せに笑って楽しんで食べていればいい。
という意見のかたもいると思います。
健康に気をつけすぎて本末転倒の、オーガニック馬鹿をたくさん見てきました。
無農薬や放射能に気をつけるあまりに楽しむことがおろそかになっている人は、偏見もあるかもしれませんが私は苦手な人が多いです。
少なくとも私の周りでは、そういった人ほどあまり関わりたくないと思ってしまう人が多いです。
一番健康な人は食べ物を気にせず楽しんでいる人
現在の結論ですが、一番健康な人は常に楽しんでいる人だということです。
食事の内容もそこまで気にせず、幸せに笑って楽しんで食べている人だという結論です。
偽りの健康や幸せだと思うこと
しかしそれでも、この健康や幸せは偽りだと思っています。
もちろん、“幸せに笑って楽しんで食べることが一番いい”ことでしょう。
人生を謳歌し、終えることができればその人にとってはとてもいい人生だったのでしょう。
けれど“今の世代だけが幸せに過ごすのであれば”という言葉が“幸せに笑って楽しんで食べることが一番いい”につきます。
ジャンクフードの飲食店などを利用しても、幸せに笑って楽しんで食べることはその世代の人たちとってはいいことかもしれませんが、そのお店にお金を落とすということは、そのお店、つまり農薬やトランス脂肪酸が使われることを肯定し、援助するということです。
そして肯定することによりそのお店は成長し、自分たちの孫、つまり次世代に危険やリスクを背負わせることになるのです。
自分たちは我慢しなければならないのか
答えは、自由にすればいい。です。
人によって価値観は様々です。自分さえ良ければいいという人もいるでしょう。
しかし、「楽しんで食べることが健康だよね!」と言っている人は、次世代やこの先の未来を見ていない自分だけが良ければいいという人にしか感じません。
その上でそういった生き方を選択するのは自由です。
ただ、綺麗事だけ並べて頭がお花畑状態でそういったことを、悟ったように語っている人ほど、会話していると矛盾点が出てきます。
インディアンは7代先の子孫を思い生活していたと言われています。
私自身そこまで先のことは想像できませんが、少なくとも自分の子どもを見ていると、消費者の健康を犠牲に成り立つ経営をしているお店はなくなってほしいと思っています。
一人が行動しても変わらないかもしれませんが、一人も行動しなければ何も変わりません。