マッサージ・はりきゅう・整体のどこをどう選んだらいいか
マッサージを受けたい
はりきゅう(鍼灸)を受けたい
整体を受けたい
こう思ったとき、どういった基準でお店を探しますか?
1番の理由は、近いということでしょうか?
どこを調べてもよくわからないし、とりあえず行ってみるなら近い方が良いということで、最寄りのお店に行ってみる方はとても多くを占めていると思います。
そして今の時代、インターネットの普及によりスマホが1台あれば簡単に多くのお店を調べることができ、YouTubeなどの動画配信サイトも我々の業界では注目の広告のツールになってきていますから、そちらも参考になるのかもしれません。
ただ、実際にホームページを見てもよくわからないというのが正直なところではないでしょうか?
これらの情報というのは、後からいくらでも装飾して見せられます。
きらびやかな様子やかっこよく編集された動画は、見栄えがとても良く作れるため「騙された…」という方もいらっしゃいますし、私の周りのベテランの先生は、ホームページすら所持していない方々が多数いらっしゃいます。
口コミだけで予約がいっぱいの先生はたくさんいらっしゃいます。
1番信頼していいのは口コミだと言えますね。
国家資格の有無を知っておこう
ホームページはよくわからない、YouTubeもきらきらして信用できない、口コミも身近な人からは得られないという方に、事実の情報、つまり法律でどのようなものに設定されているかの違いを提示してみます。
一番重要視されるべきではありませんが、ある程度の参考にはなる情報です。
国家資格が必要
あん摩マッサージ指圧師
はり師(鍼)
きゅう師(灸)
柔道整復師(接骨院の資格)
理学療法士(PT)
民間資格(無資格でもできる)
整体師
リラクゼーション
ボディケア
カイロプラクティック
リフレクソロジー
国家資格に表記したものは、よく勘違いされるものを表記しました。
国家資格ですから、国の認可の得られた学校に決まった年数通い、単位を得た後に国家試験に合格した人だけが名乗ることができます。
そのため最低限の知識レベルは保証されていますから、ハズレ率は低くなります。
まず、あん摩マッサージ指圧師についてです。
あん摩、マッサージ、指圧の3種類があり、この言葉を使用していいのは国家資格を持っている人のみです。
実はこの“あん摩マッサージ指圧師”という資格を所持している人は、取得できる学校が少ない上に人数の制限もあるため、意外とめずらしい資格になっています。
人数の制限がある理由は、目の不自由な方の職業を確保するという理由で、学校が増やせない仕組みになっているからです。
あん摩マッサージ指圧というのは立派な医療行為として、国で認められています。
文言だけで言えば、“あん摩・マッサージ・指圧>整体・カイロ”となっています。
はり・きゅうについては、当然ですが人を傷つける前提のものですから、資格がないとやっていけないというのはイメージしやすいかと思います。
聞きなれない柔道整復師ですが、これは接骨院や整骨院をしている先生のことを指します。
柔道整復師である接骨院や整骨院の先生も立派な国家資格を持っている人ですが、急性期のものしか診療できません。
接骨院でマッサージを受けることは、別途資格を持っていない限り不可能です。
ちなみに、肩こりや腰痛で接骨院の保険診療を受けることも不可能です。
「私のところは受け付けてもらえる!」という方は、違法行為をしている接骨院に行っているというのと、勝手に急性の怪我(打撲など)をしたことにされています。
理学療法士(PT)も国家資格ですが、独立開業する権利がありません。
そのため病院内で医師の元、リハビリなどを担当しています。
独立開業する権利がないけど自分でお店を・・・という方が、整体師として開業しているところもあります。
ここまでが国家資格があることで行える内容です。
それぞれの違いがわかりましたか?
そして無資格のものは言葉そのままで、無資格で行えます。
つまり、誰でもすぐに整体師と名乗っても問題ないのです。
そのため、ある程度の基準というのが設けられていませんから、危険を伴う可能性があります。
ちなみに、お店の表に「2,980円」など値段が表記してあるところは無資格のお店です。
国家資格を持っていると広告の制限があるため、値段の表記ができません。
資格を持っている方ができることが狭まるという、謎の業界ですね。
さて、今後どこへ行くかの参考になりましたか?
当たり前ですが、整体師でも素晴らしい技術を持っている先生もいらっしゃいますし、あん摩マッサージ指圧師でも技術がないに等しい先生もいます。
今回お伝えしたいことは資格があることが重要ということではなく、どこへ行ったら良いかわからない人は最低限のラインとして資格があるところへ行ったほうがハズレはないよ。ということでした。
もし身近に、どこかへ通っている人がいらしたら、紹介してもらってください。
それが一番間違いないのではないかと思います。