肩こりの方が非常に多くなっていますね。
ただ、たまに肩こりという概念すらない人もいて、外国の方に特に多いそうです。
こってるのかこってないのかわからない。という方の肩を触ってみると、意外とこっていますので、本当の意味で肩こりがない人はごく少数なのかもしれません。
当然、僕の職業は鍼灸マッサージ師のため、肩こりの方を診る機会は多いです。
そして、肩こりの原因も人によってかなり違いがあることがわかりました。
「あなたの肩こりはどこから?」
といったように、肩こりの原因は様々で、単なる使いすぎだけではありません。
触った筋肉のこり方によっての違いなど、感覚の部分もありますが、わかりやすく意外な原因を1つ紹介させてもらいます。
ストレス性の肩こりの場合
姿勢や使いすぎなど筋肉だけの問題ではなく、ストレスによっても肩はこります。
我々の鍼灸(長野式治療)では心因性骨盤うっ血といい、ストレスによって骨盤の中の血液が停滞しているよ!という状態があります。
そして、その反応は肩こりにもなるのです。
この肩こりの場合、肩の筋肉をマッサージでほぐしても、鍼灸でほぐしてもすぐに元に戻ってしまいます。
それは先ほど記述した通り、骨盤の中の血液の停滞が原因となっているため、この血液の停滞を解消しなければ肩こりは良くならないということです。
自分の肩こりがストレスによるものか判別する方法
肩こりの原因にはストレスによるものもあるということはわかったけど、私の肩こりはストレスによるものなの?
というご意見もあるかと思います。
実はこれも割と簡単に見分けがつきます。
それは“陰陵泉”というツボを押して、圧痛があるかどうかを確かめます。

このツボを押して痛いと感じる場合、ストレスによって骨盤の中の血液が停滞している状態になっていて、それが肩こりを引き起こしている可能性が高いです。
ただ、ツボの押し方も強く押しすぎると誰でも痛みは感じてしまいます。
周りの人と比べてみて、私はこれぐらいで痛いけど、あの人はこれぐらいでは痛くないという場合、ご自身の肩こりはストレスによるものである可能性がグッと高くなります。
ストレスによる肩こりはどうしたらいいの?
それでは最後にストレスによる肩こりの対処方法を紹介させていただきます。
鍼灸師であれば、先ほどの“陰陵泉”に鍼をしてください。
もし一般の方であれば、当院に来てください。・・・冗談です。
もちろん鍼灸院で全身整えた上でこの方法を行うことがおすすめですが、十分に効果のでやすい方法ですので、ぜひお試しください。
ストレスによる肩こりということで、先ほど紹介した“陰陵泉”に痛みを感じたとき、そのままその“陰陵泉”を刺激します。
このとき指で押すのもいいのですが、基本的に痛みを感じやすいです。
そのため、できればご自宅でできるお灸を使うことをおすすめします。
お灸がすぐに用意できないという方は、お風呂などで温め、血流が良い状態にしてから押してほぐしましょう。
先ほども言いましたが、鍼灸治療やツボを利用する場合全身のバランスを整えた上で行うのが一番効果的ですので、定期的に鍼灸治療を受け、普段は自宅でご自身で養生するというのが一番おすすめです。