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口呼吸は万病の元

口呼吸は万病の元

口呼吸には様々なリスクがあり、患者さんを見ていても口呼吸になっている方には少なからず免疫に異常の所見が共通してみられます。

免疫に異常といっても様々なものがあります。

皮膚湿疹などの皮膚のトラブルや、喘息や気管支炎などの呼吸器のトラブル、橋本病やバセドウ病などの甲状腺のトラブル、あるところでは、パニック症や精神疾患にも関与すると言われています。

口呼吸と鼻呼吸の違いは?

実際に呼吸は口でも鼻でもできますが、動物では人間(赤ちゃん以外)にしか口呼吸はできません。

言葉を話すようになったために進化の過程でできるようになったそうですが、もともと呼吸のための器官ではないため、不向きであることには変わりがないのです。

口で呼吸をすると、乾いた空気や空気中の細菌やウイルスがほぼダイレクトに肺に届いてしまいます。

誰が聞いても身体に悪影響を及ぼしそうですね・・・

では、鼻の場合はどうでしょうか?

鼻の場合、鼻毛が存在していますから、空気中の細菌やウイルスをある程度キャッチしてくれます。

そして鼻腔があることによって温かく湿った空気になってから肺に到達することで、肺の負担を減らしてくれます。

扁桃腺は身体の第一の門番

扁桃腺が腫れたという経験がほとんどの方にあると思います。

扁桃腺は口や鼻から侵入してきた細菌やウイルスなどと第一線で戦うため、常に軽く炎症しています。

「扁桃腺とっちゃったよ!」という方も実は扁桃腺が残っています。

いくつもある扁桃腺の1つをとってしまっただけに過ぎません。

扁桃腺はワルダイエル咽頭輪といい、4種類計7箇所で円を作り、外からの侵入者と常に戦っているのです。

その負荷を少しでも減らすためには、送られてくる温かい湿った空気にしておいたほうがいいため、鼻呼吸がより推奨されるのです。

扁桃腺を切除してしまった方は、より鼻呼吸を意識する必要があるといえます。

本来、第一の門番として戦ってくれている戦力を減らしてしまったわけですから、少しでもフォローする必要があるのです。

顔の見た目にも影響のあるアデノイド顔貌

実は顔の見た目にも影響があり、アデノイド顔貌という顔の形になってしまいます。

有名人でも多いため、アデノイド顔貌と検索していただくと何名も出てきますね。

美容や見た目のためにも、日頃から扁桃腺のケアをしっかりしておく必要があります。

↓こちらはご自宅での呼吸器のケアにおすすめの吸入器です♪

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