内海聡

【よく噛んで食べる】人間の勝手な妄想 #内海聡 #食事療法 #歯科

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質問)昔からよく噛んで食べろと言われますが
仮にドロドロになるまで噛んだとしたら

逆に他の部分の消化器が
怠けそうに感じるのですが

人はどれぐらい噛んで食べるのが
理想でしょうか?

先生のご意見をお聞かせください
よろしくお願いします

内海)自由でいいと思います

これは歯医者に
喧嘩を売ってるような気はしますが

先住民とか野生動物は
噛む回数とか数えるわけがない

噛んで飲み込める

飲み込もうというタイミングとか大きさ
とかになった瞬間に多分飲み込むだけで

それ以上もそれ以下もない
っていうことだから

そもそも今で言う30回噛めとかっていうのは
人間の勝手な妄想と言われてもしょうがない

とにかく現代における全ての理論というのは
僕にとっては全然信用してないので

だから30回とかも全く信用してないですね

ただ噛むことは必要だったり
大事だということは部分的には認めてまして

昔の食べ物って今と違って
硬かったりとか現物だったりとか

今みたいにふわふわの食材だったり
食事だったりとか少ないんですよね

肉だってもっとシンプルだから
引きちぎるじゃないけど

それぐらいのイメージ

結局そういうものを食ってると
ある程度噛まざるを得ない

ちょっと噛んだだけじゃ
当然飲み込める状態にならないですよね

だから僕はよくっ噛めていう
物を無視してよく噛めっていう話になっても

ぐちゃぐちゃになって
噛んでると不味いじゃん

それってただのバカがやることだって
思っているので

そうじゃなくて硬いものを食べるんですよ

柔らかいものを
そんな簡単に食べないのが大事

顎を使わなきゃいけないのは分かります

顎を使う方が頭良くなるとか
よく言ってますけど

僕は部分的にはそれ当たってると思いますよ

いろいろあるけど例えばさ
ミノ、ミノ、上ミノとかさ焼肉のね

とかある程度噛まないと飲み込めないじゃん

今の人たちあんまり食べないんですよ

肉1つとっても柔らかい肉しか食わんし

それがそもそも
間違いの始まりだって思うので

だからどれぐらい噛んでとかって
発想にはならないかな

-内海聡